過緊張ケアの休息

以下の内容は書籍「 それ、すべて過緊張です。 」からの情報となります。

過緊張 というのは「 交感神経 が 過度に緊張している状態 」のことです

そのような状態になっているときには、なによりレスト(休息、休養)が必要になります。以下「過緊張ケアをするための順番」です

1:レスト(休息、休養)
2:リラクゼーション(心や身体の緊張をゆるめる活動)
3:レクレーション(楽しみや気晴らし)

— — — 1〜3までが レスト(休息、休養)

1:心地よいベッドで、目覚ましをかけずに身体がもとめるだけ、ぐっすり寝る

2:時間を気にせず、ゆったりと食事を自宅で楽しんでいる

3:熱くも寒くもない快適な部屋で、ソファーでのんびり寝っ転がってくつろいでいる

— — — これ以降4〜7が
リラクゼーション(心や身体の緊張をゆるめる活動)

4:好みの映画やドラマ、音楽などを、自宅で気ままに楽しんでいる

5:近くの公園や街を、ぶらぶらと散歩したり、ゆっくりサイクリングしたりする

( 6以降は 過緊張ケアとして要注意な場合があります )

6:マッサージやエステ、サウナなどに行って、心地良くなる

7:ジョギング、水泳、ジムなど、身体によさそうな好みのスポーツを楽しんでいる

エネルギー不足の状態で 6以降の強度の強いリラクゼーションやレクレーションの行動をとっても効果がないばかりか、エネルギーがさらに枯渇した場合は「 過緊張の症状が悪化してしまうことがある 」からです。

なので、過緊張症状がでているときには、心身ののエネルギーが消耗している状態であるため、まずは1〜3までのレスト(休息、休養)でしっかりとエネルギー補給してあげることが大切です。

— — — 8〜9はレクレーション(楽しみや気晴らし)

8:気の合う友人と会って、美味しい食事とお酒を飲みながら本音で楽しく語り合う

9:ずっと行きたかったコンサートやスポーツ鑑賞に行って、時間を忘れて楽しむ

10:旅行に行き、居心地の良い旅館や温泉三昧したり、海や山のホテルで優雅なリゾート気分を満喫する

8〜10は 過緊張の状態と土台となるセルフケアができていれば好みで取り入れていくといいが、過緊張の症状がでているときに不用意におこなうと、かえって症状が悪化する恐れがあるものです

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まとめ

活動強度の強いものは、場合によってはかえって症状を悪化させることがあります

まずレスト(休息、休養)
次にリラクゼーション(心や身体の緊張をゆるめる活動)

最後のレクレーション(楽しみや気晴らし)はレストとリラクゼーションで十分に心身の緊張がほぐれたのちに行いましょう

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上記の内容について、心身ともに無理のない活動の目安としていただき、ご自身の状態に合わせたレスト、リラクゼーション、レクレーションを取り入れていかれてみてください。